小規模保育園の人気が低下!?

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以前のコラムでもご紹介しましたが、数年前から小規模園の人気が高まり、小規模園で働きたいと希望する保育士が増えていました。小規模園が人気の理由は、職員数も園児数も少ないためアットホームな雰囲気で働けることや、3歳未満児だけでゆったりと保育できる点が魅力的だからです。 しかし、理想と現実の違いからか、保育士をやめる人が増えています。

 

 

 

小規模保育園のメリット

メリット 一対一で保育ができる

小規模園では、少人数のため一人ひとりの子どもとじっくりと関わることができます。3歳未満児だけの園なので配置される保育士の人数が多く、1人の保育士が担当する人数も少ないです。そのため、子ども達の安全をしっかりと見守ることができたり成長の様子が実感できたりすることで、充実感つながるでしょう。
大規模園で3歳未満児の担任になった場合も保育士の配置基準は同じですが、クラスや園全体の人数が多いので、一人ひとりとじっくり向き合うことが難しくなります。
園全体の園児数も少ない小規模園では、全園児ともじっくりと関わることができ、保護者数も少ないため、細やかな対応もできます

 

メリット 行事が少ない

3歳未満児だけの小規模園は、3歳以上児がいる大規模園に比べて行事が少ないことが多いです。また、園児数が少なく低年齢のため、行事の規模も小さいため、準備に多くの時間をかける必要がありません。その分、残業や仕事の持ち帰りが少なく、仕事の負担は少ない。行事に追われることがなく日常の保育をゆったりと行えることや、行事が少ないことで休暇が取りやすいというメリットもあります。

 

 

小規模保育園のデメリット

デメリット① 人間関係

小規模園は、職員同士が深いかかわりを持つことがあるので、気が合わない人がいたとしても人数が少ないために密に関わる機会が多く、辛いケースがあります。周りにいる人達も気を遣い、職場全体がぎくしゃくしてしまうこともあります

メリット 休みが取りにくい

職員数も少ないため急な都合で休みたいときに代わってくれる人が限られます。1人欠けることで、ほかの保育士に大きな負担がかかってしまいます

保育士が1人欠けることで子ども達への影響も大きくなってしまうため、無理して出勤しなければならないということもあります。

 

 

小規模園で働くデメリット 経験が積めない・・仕事が単調になる

、大きな行事の経験を積むことができません。そのため、今後大規模園の勤務や3歳以上児の保育を担当する機会があったときに、苦労をする可能性があります。ずっと小規模園に勤務する希望を持っている人はよいですが、今後幅広い年齢の保育やキャリアアップを目標にしている人にとっては物足りないかもしれません。
行事の準備などが少なく負担が少ない反面、バリバリと積極的に仕事をしたいと思う人にとっては仕事が単調で物足りなく感じてしまうでしょう。そのため、やりがいを感じることができず、大規模園に転職したいと考える人が多くなっています

 

 

まとめ

小規模園にも大規模園にも、それぞれメリットがあればデメリットもあります。小規模園には魅力があり人気は高いですが、これから就職をしようと考えている人はメリットとデメリットを参考によく考えてください。そして、メリットと思われることが辞めたいと思う原因になることも理解し、せっかく就職したのにすぐ辞めたいと思うようなことがないようにしましょう。よりよい職場に出会えるよう、応援しております。

何か相談などあればいつでも相談にのります!ご連絡お待ちしております☆

 

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